”僕が跳びはねる理由”観てきました
先日ご来店いただいた笑顔の素敵なお客様。
「今日は“僕が跳びはねる理由”という映画を吉祥寺に観にきて、その帰りに寄らせてもらったんです!いい一日になりました~!」
きけば、この映画は東田直樹さんの“自閉症の僕が跳びはねる理由”がもとになった海外のドキュメンタリーで、世界各国の自閉症のお子さんとその家族の様子が紹介されてるとのこと。
13歳という若さで自閉症を持つ自分を俯瞰し、自分たちの感性や行動の“違い”を繊細な比喩と分かりやすい文章で綴ったこの本。私イトウも以前読み、衝撃をうけた一人でした。
これはぜひ観てみたい・・・ というわけで、昨日はひとり、こちらの映画を上映している新宿ピカデリーへ
インド、イギリス、アメリカ、そして西アフリカのシエラレオネ・・・各国の子供たちと家族のストーリーと、印象的な映像や音響。
自閉症をもつ子供たちの“感覚”を疑似体験し、“内面”を垣間見れる、すばらしい映画でした。そして・・・ほんといくつになっても、知らないことばかりだなぁ、と。
「彼女にとって、絵を描くことは、アートではなく、日常を感じる手段なの」
紙に向かって毎日力強く絵を描くインドの女の子のお母様の言葉もとても印象的でした。
そして、衝撃的だったのが、口では関係のないフレーズや音を繰り返しながらも、質問をされると文字盤を通じてしっかりと自分の考えを主張する、アメリカの子どもたちのシーン。
「文字盤を使うようになる前はどう感じてた?」という質問に対し、こう答えるのです。
“They have denied our civil rights”(市民としての権利を否定されてたよ)
お一人でも多くの方に観て頂きたい映画です・・ もしお近くで上映されてましたら、是非足をお運びください!
以上、イトウでした