パートナー
マジェルカの大事なパートナーである、奈良県の「あおはにの家」のご担当のNさんから、とても嬉しいメールが届きました。
藤本さんにご報告があります。
先日、長野県にあります 安曇野いわさきちひろ美術館さんから、あおはにの商品を ショップで扱えないか、とお問い合わせを頂きました。
とても有名な美術館さんからのご連絡でびっくりしたのですが、どうして私どもの商品を知ってくださっているのか?とお尋ねしたところ、マジェルカさんで知り、興味を持ってくださった、とのことだったのです。
ちひろ美術館さんには、商品を置かせていただくことで話を勧めております。
マジェルカさんでお世話になっているところから このようなご縁に繋がり、このようなご縁に繋がり、とても感謝しています。
また、いつもワクワクするお誘いもありがとうございます。
マジェルカは全国の作業所さんの素敵な製品を集めて販売するという事業を10年近くやってきました。
その中でこういうお話しを聞かせてもらう事は初めてではなく、これまでもたびたびありましたが、こういうのが私たちにとって、一番「この仕事をやってきて良かった」「間違えていなかった」と心から実感させてもらえ、モチベーションを高めてもらえる言葉なのです。
ただ、私たちが関わることでこんな素敵な出来事が起きていても、今回のNさんのように、それを伝えてもらう機会がないと、私たちにはわからず、「この仕事やってきて良かった」「続けてきて良かった」と思わせてもらえる事は出来ないのも事実。
もちろん、自分たちの活動が社会に良い変化を起こす事が出来ると信じ続け、その信念を糧に今日まで活動し続けているのですが、それが間違ってなかったと他者から実感させてもらえる瞬間が時には無いと、本当にそれが世の中に必要なのだろうかと心が萎えたり、下手もしたら社会に求められていない間違った方向に進んだりもします。
だから、今回は久々に嬉しくブログに書きました!
・・・
実はマジェルカでは、ただ「クオリティやデザイン性が高い」とかいう「売りやすい」物を売る以上に「この人たちのコレを売りたい!」と思える時こそ力を発揮したいと考えているし、スタッフたちも含めて実際そうなっている事の方が多いように特に近頃感じます。
(スタッフの彼女たちは私以上にそうだと思います)
同時に、マジェルカを、売りたい人たちがただ利用する場、消費する場にはなりたくないという思いが強まっています。
なぜ強まっているかというと、その方々に明確な意思がなくても、結果としてそういう目的のアプローチを相当(ごめんなさい、本当にたくさん)多く経験してきた結果です。
そして今回、一般社団として新たに仕立て直したパートナー事業所という仕組み、今回登場した「あおはにの家」さんもそうですが、マジェルカとの繋がりに、単に自分たちにとっての小さな利用価値ではなく、社会にとっての大きな存在価値を感じてもらった結果(多分・・・)、マジェルカの運営にも協力をして下さる「お互い様」の関係、「広い目線と心(意識)」がとても心強く、そして心地よい関係で、マジェルカが自慢が出来る財産だと考えています。
ただ・・・
マジェルカはパートナー以外の事業所さんでもお付き合いは積極的にしていきます。
なぜならこのネットワークを大きく広げていく事がウェルフェアトレードを日本中に浸透させていく中心になると信じているから、このパートナーの仕組みを決して排他的な集団にしたくはなく、その価値と可能性を感じ、加わってもらえる相手を増やしていきたい。
そして、事業所さんやその職員さんに対してどうこうよりも、マジェルカのそもそもが、その後ろに大勢いる障がいがあっても素敵な価値を生み出している沢山の人たちを世の中にどんどん露わにしていくという、10年前から変わらずやりたくてやってきた事をこれまでも続けていきたいから。
その関わりの中でマジェルカや、他のパートナーと同じ価値観や方向性を持つ仲間を組み込んでいけたら楽しいと思っています。
ふじもと