お仲間になりませんか?-マジェルカCaféレポート by M
急に肌寒くなり、秋めいてきましたね。
マジェルカから帰宅途中の井之頭公園は夜になると鈴虫の大合唱で、思わず林の中に飛び込み、全身でその音色を感じてみたくなります。
さて、本日のお題は、先週土曜日に開催した“マジェルカCafé”―マジェルカが不定期で開催している懇話会についてです。
今回のマジェルカCaféの目的は、ずばり お仲間作り!
これからのマジェルカについて一緒に考えてくれる方、関わって応援して下さる方の参加を呼び掛けたところ、有難いことに、様々なバックグラウンドを持つ6名の方にご参加頂きました。
どういう思いでこの事業を始め、9年間の間継続してきたか。そして、なかなか厳しい現状を踏まえ、今後の展開をどう考えているか・・冒頭に藤本よりお話をさせて頂いた後、
アーティストに「障がい者」という肩書を入れることの賛否や、どうしたら日本社会が多様性を受け入れられるのかという課題等について、国内外の事例の紹介を交えながら議論は発展していきました。
そんな中、「日常の中で、お互いが違いを楽しみ、高めていくことが大事」という意見がでたり、「やさしさの半分は、知識」という意見がでて、激しく頷き思わずメモってしまった私M。
そして話題は「これからのマジェルカができること」に。
これに対しても、皆さんがマジェルカ存続を自分事のように真剣に考えて下さり、沢山のアイディアを頂くことができ、その後の懇親会でも具体的な提案やお手伝いのお申し出が ( ;∀;)
「応援してくれる人がいる!仲間がいる!」という事実に、胸が熱くなるマジェルカスタッフ一同なのでした。
思い返すと、私Mもマジェルカに関わるようになったきっかけは3年半前のマジェルカCafé。
自主製品のおもちゃを販売するソーシャルビジネスを立ち上げたいな、とマーケティングリサーチをする中でマジェルカを知り、おそるおそるCaféと懇親会に参加。そこで出会った女子大生の「大事なのは”死ぬ前にやりのこしたことがないか”を考えること」 という言葉に背中を押されて、ボランティアという立場でマジェルカの活動に参加したのでした。
(当時のブログはこちら→★ )
あれから3年半・・・マジェルカは私にとって、世界を広げてくれ、チャレンジと学びの機会が得られ、そして、本音をぶつけ合える仲間がいる、「職場」以上の存在です。
***
現在マジェルカは非営利の団体の設立を進めています。
これは、株式会社ではアクセスできる外部リソースが限られ、どうしても公益的な活動が制限されてしまうため。・・・加えて、コロナの影響でインバウンド客がいなくなってしまい、どうにもこうにも自力での継続が難しいため。
資本主義のロジックに屈することなく、マジェルカをソーシャルビジネスとしてなんとか継続させたい。そして、社会に働きかけたい。
これからは、私がそうであったように、マジェルカに興味を持って下さる方々にどんどんご参加頂き、アイディア、ネットワーク、資金などをご提供頂き、一緒にウェルフェアトレードを盛り上げていければと考えています。
マジェルカという店名に込められた願いである「障がいあるひともない人も当たり前のように混ざり合う社会」のために。
――― 皆さんも、私たちのお仲間になって頂けませんか?
次回マジェルカCaféは10月25日(日)15:00より開催の予定。
参加申し込みはこちら
新たな出会いを今から楽しみにしています!