ひらけ、ゴマ!

しとしと雨の日が続いていますが、皆さん体調は如何ですか?

近頃ちょっと疲れやすいアラフォーM。体調管理のため子供よりも早く寝ている今日この頃です。

 

さて、先日ブログで、杏林大学のマーケティングの授業でお話させてもらうことになった と書かせてもらいましたが、

 

今日はその講義に対する学生さんからのフィードバックをご紹介します★

 

「マジェルカに行ったことある方はいますか?」

50名いた教室で手を挙げる生徒はいなかったのですが…

以前からこの店を利用していたので、今日おはなしを聞くことができて嬉しかったです。私はこのお店が障がい者の方が手作りした物のお店だとは知らなく、いつも可愛いお店だなと思っていました。今回、障害者が作ったものを売っているお店と知って、改めてすてきなお店だなと思いました。

知ってくれている生徒さんも数名いました!

「改めてすてきなお店だなと思いました」というコメント、嬉しいなあ☆

 

そして、沢山の方からこんな意見を頂きました。

 

代表の藤本さんが、「障害者を支援したいから」ではなく「障害者が作るものに高い価値があるから」とマジェルカを立ち上げた事が印象的でした。

福祉作業所でこんなにも市場価値を生み出すことができるという点ですばらしいと思いました。

 

マジェルカの事を考えての、こんな建設的なアイディアも!

作り手と買い手の仲介ができるという点にやりがいを感じていらっしゃるとのお話でしたが、今後は間接的でも作り手にその意見が伝わるようになったら作り手はさらにやる気を感じるのではないかと思いました。例えば店内に意見箱やメッセージカード入れを設置することで、お客様の声が作り手に伝わったらいいなと感じました。こんな商品があったらいいなというニーズも知ることができ、お店をより良くしていけるのではないかと考えます。

 

そして、「企業ができること」や「自分の将来」について考えてくれた生徒さんも…

利益を追求するのがすべてではない、という根本的なことを教わった。

 

利益をあげるために企業は存在しているという考えが私の中にはずっとあったので、利益よりも障害者と共に働くといった社会的使命を重視している社会的企業が存在しているということにとても驚いた。(中略) 将来、このような社会的企業やNPO法人が増加していき、より障害者の人たちが生活しやすくなれば良いと思った。

 

これからモノを買う際には「どこで」「誰が」「どよのように」作ったかを想像して買い物をしたい。将来は私もやりがいを感じてできる仕事に就きたいと思った。

 

今回の講義が、まだ10代の学生さんたちにとって 新しい世界の扉が開くきっかけになっていたら嬉しいな・・・と思うMなのでした。

 

皆さん、マジェルカでお待ちしてます!

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藤本です。

一昨日も成蹊大学の経済学部の学生さんからマーケティングのワークショップで題材としてマジェルカを取り扱わせて欲しいというオファーがあったり、先日は東京藝大で講義をさせていただきましたが、不思議と(?)福祉系の学生さん相手に話す場からは一切お声がけ頂いた事がないマジェルカ・・・

・・・でも福祉を一部の限られた人たちによるものとするのではなく、こうやって“福祉の外”の方々が福祉とは異なる知識や考え方を活かす様々な関わり方がある(かもしれない)ことを知ってくれるというのはマジェルカとしては嬉しい事です。

ちなみに「マジェルカ」という名の由来は「混ぜるか」なんですよ、知ってましたか?

 

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