今回もマジェルカcaf?開催しました
最近会う人から「もう事業所にしたんだっけ?」とか「利用者さんもう来ているの?」などとちょくちょく尋ねられます。
以前にここに書いたマジェルカを就労支援事業所にするという事、それを知って下さって尋ねてくれます。
が!
具体的なその準備はまだまだ始まったばかりなのです。
その申請のためここ最近マジェルカ定休日の火曜日に毎週東京都庁を訪ねています。
これが思っていた以上に大変。
ちょうど今年度から障害者施設開設の認可が厳しくなったという事で、これまでだったらスムーズにいけば2、3ヶ月で開設できていたのもこれからは最低でも4、5ヶ月程度かかる事に。
審査の目も厳しく、しっかり時間をかけてチェックするという。
とはいえ、正直言うとタカをくくっていたところもあったのですが実際に厳しい感じ。
そして特にマジェルカが目指す就労継続A型事業所に対しては。
というのも、ざっくりいえば、障害者を雇用して給料払っても、入って来る給付金や助成金との差し引きで出る利益(?)だけを目当てにして、本来であればそれらの対価として提供すべき障害者の働く機会や場を作るのと同時に、そこから給与を生み出す為の生産活動や営業活動をせずにいるという、制度の趣旨に反した運営をしているA型事業所が多いため。
今までは申請時点で分からなかったとはいえそんな事業者でも認可してきたのに、と思わなくもないですが、だからといってそれで良いわけでないのは事実なのだから仕方が無いといえば仕方がないことですね。
ここで先走ってA型事業所やります!と言ってはしまったけれど「やります!」って言ったからやれるわけではなく、審査の上で「アンタんとこ無理でしょ」と判断された結果東京都から認可が降りなければ開設は出来ないのです。
どこかの学校みたいに偉い人の奥さまでもつかまえて名誉所長とかにして「風が吹いた」とかいってみたいけどそんなワケはなく、役所の人が忖度して審査に通りやすく書類作りを手伝ってくれたりするというのも残念ながら。。。
ちなみに
「東京都の事業所の製品をもっと扱ってもらえると嬉しい。」と言われたので
「はい!いいですよ‼︎ その代わりに便宜を図って下さい!!!」
とダメもとで言ってみました。(トンデモナイ奴ですね)
そしたら「それは出来ません。。。」と
そりゃーダメですわな(笑)
という事で、調子にのって見切り発車気味にココで「A型事業所やりま~す!」と言ったはいいものの、もしかしたらダメな事もありえます。
その時は何事もなかったようにその事には一切触れずに今まで通りにしていくので、皆さんもそこには触れずにそっとしておいて下さいませ。
日本人は忘れやすいからそれでもきっと大丈夫だと思ってます♪
今までどちらかというと「嫌いなら嫌いでいいもんね~」くらいな感じでやってきましたが、もし開設できた折には「ワタシの事は嫌いでもマジェルカの事は嫌いにならないでくださいっ!」って感じでこの軽い頭を方々で下げて頑張る所存ですのでどうか東京都さん、どうぞよろしくお願いいたします‼︎
フゥ。。。ε-(´∀`; )
っていうことで本題
先日の日曜日に「マジェルカcafé」を開催しました。
これまでに比べて参加お申し込みのペースが鈍かったので今回はこじんまりした会になりそうだぞ、なんて思っていたのですが最終的には10名の方がご参加下さいました。
これ位の数がちょうどいいみたい。
大学院で障害者研究をされている方や、面白かったのが、遠くみちのく青森からわざわざ参加してくれた別々のお二人が知り合い同士で、東京のマジェルカで偶然顔をあわせるという出来事も。
あとは、いつもはなぜか参加が少ない現場で障害者支援に携わっている方のご参加が今回は多かったのと、あとは、これから海外で障害者支援に関わる予定という企業のCSR担当の方のご参加などなど。
そんな感じの参加者さんだったので、今回はマジェルカの活動になんとなく興味があるとか、話しを聞いてみたいというよりも、それぞれが障害のある方々の支援に関わる上でのリアルな悩みや思い、具体的な問題意識だったりを持っての参加だったように思われました。
その分、私が話すのを聞くだけでなく皆さんからの話で話題が広がったし、一生懸命聞いてくれている感じもして、その後の懇親会も含めていつも以上に盛り上がった会になったように感じました。
また、その2日後の火曜日には今回のマジェルカcaféで出会った作業所さんに早速お邪魔してきて、今後のお付き合いが始まる事にもつながったり。
今はテーマを決めずに行っているマジェルカcaféですが、現場でモノづくりやそれを売る事を通して障害者支援をしている方にとって、何が悩み所なのか、その全てではありませんがほぼ共通しているものってのは、普段のマジェルカの活動でのアチコチとのおつきあいの中からも感じ取ってはきましたが、またこういった形で普段お付き合いの無い支援者の方たちからも改まって聞き、話す機会を持つ事でも、だいぶはっきりと見えてきました。
そしてそれがどうすれば解決とまでいわずとも整理できるのかということも。
そのうちそんな現場の支援者の方向けにテーマを絞ったマジェルカcaféというのを企画してみてもいいのかななどとも考えたりしています。
そんなマジェルカcafé 5月も開催したいと思います。
今回はまだテーマやご参加対象者は絞りません。
冷やかしでも、そして私の事を嫌いでも、マジェルカの事を嫌いな方でもむしろ歓迎いたします♪
参加ご希望の方はこちらから→☆
(参加ご希望者が多くなった場合にはお断りさせていただく場合もあります)