お答えしちゃいます!
一昨日の午前中、マジェルカと同じ武蔵野市内で障害者施設を運営している
特定非営利活動法人ミューさんにお邪魔して来ました。
以前に先方からちょっとした相談事を受ける機会があって繋がりが出来た
のですが、今回は「マジェルカのショップで商品を」というようなお話では
なく、こちらが施設長さんに色々とうかがってみたい事があってお邪魔して
きました。
色々話す中で、どうやら武蔵野市内には障害のある方を受け入れる福祉施設、
団体が他の地域に比べると少ないということです。
結果としてこの地域で障害を抱え生活している方々が選べるサービスの選択肢
が限られてしまっているという実状が。
とはいえ、西に一歩またげば三鷹市、東に向かってちょろっとチャリンコを
漕げば杉並区という地域なので、武蔵野市内だけで狭く考える必要も無いの
かもしれませんがそういう社会資源が少ない地域ではあるようで。。。
今回の訪問目的ではありませんでしたがなんか気になるモノが転がっていて
見ると猫の小さめのクッションでした。
メンバーさんが顔描いたそうですが、猫には人一倍執着があるワタシが見ても
文句無しにカワイイ‼︎
まだ試作だそうで商品になるのは少し先になりそうですが、時間をとってくれた
お礼のつもりでアドバイスを、と余計なお世話でその猫のクッションに対して
「こーしたらいいんじゃないですか」「あーしたらもっといいんじゃ」などと。
そうこうして店に戻るとスタッフTさんが「何度か来てるけれどいつもタイミング
合わずオーナーさんに会えないってお客様がいらしてましたよ~」と。
あらら!
私、たいてい週の半分以上は店にいるのですけれどね。
とはいえスタッフがいる時は店頭は任せっきりにして、たいていバックヤードに
こもって仕事してますしね。
でも、スタッフがおらず一人の時の方が今はむしろ多いので、その時にはもちろん
店頭のカウンターにちんまり座ってはいるのですがね。
以前にも書いてますが、福祉作業所の職員さんや、彼らと何かやってる系ややりたい系
の方々などに主に、何かを知りたいという目的でマジェルカに来られたりする方が
多くあります。
その中には(ショップ側としては本意ではありませんが)ただご自分たちにとっての
情報収集に利用するだけの目的で来て、それさえ終わればそそくさ帰られる方も
いれば、もちろんマジェルカに並ぶ商品たちを喜んで手にして帰ってくださる方もいます。
そんなみなさんが必ずしもスタッフや私に声をかけてこられるわけではないのですが
中にはそういう方もいらっしゃいまして、例えばこの間のゴールデンウィークの間だけ
でも「どうしてこういうお店を開こうと思ったのですか?」という質問を10人くらい
の方に受けました。
そんな時、そこからその先の会話に発展して話し込む事もあれば、
「あ~、・・・・ですね~」みたいな薄いリアクションしか返せずに終わる事も
あります。
ただ一方的な情報収集タイプの方にはついつい後者の薄いリアクションになりがち
ですが、私のその時の気分やテンション、仕事の状況などなど、あくまでもこちらの
状況次第になるのは、当方不特定多数に向けた「障害者施設自主製品相談支援センター」
みたいな機関ではないのだから仕方がないよなぁと考えています。
そんな機関無いですけど、たぶん。。。
にしても、実際に声をかけて来る方はそこそこいるわけで、そうするとわざわざ声を
掛けてはこない方の中にも、実際はあれこれマジェルカに聞いてみたいと思っている
方っているのではないかなと考えられるわけです。
いなかったらどんだけ自意識過剰なんだって話ですが。。。
しかもワタシ、いつもにこやかに朗らかに「なんでも声かけてくださいね~」的な
空気を醸し出しているタイプでは決してない、むしろそれとは真逆っぽいらしいので、
ホントはこんな人じゃなきゃ聞きたいけど・・・って人もいたりするんじゃないかと。
(そんな人間が店先にいること自体、店としてはどーなんでしょうね。)
だったら、いっそのこと聞きたいことがある人にむしろ積極的に答える場をこちらから
作ってみようかと思い至ったわけです。
「どうしてこういうお店を開こうと思ったのですか?」という先にも挙がった質問だけ
でも過去遡れば数百回話をしているくらい聞かれる事だし、だったらそこんとこ気に
なってる人に集まってもらってまとめて答えたらいいんじゃないかって。
他の質問だって同じような事を知りたい人はたぶん他にもいたりするでしょうから、
いっそ何か聞いてみたい人に集まってもらおうと。
こちらのたまたまその時の状況次第でぞんざいに受け答えするんじゃなくって、むしろ
「ナニナニ!?もうなんでも聞いて聞いて~!」くらいに。
って事でこんな企画をどうぞ。
「パンツはトランクス派ですか?ブリーフ派ですか?」
みたいな質問でも聞かれれば答えます。