今日のセミナーを終えて思う事。

一昨日の、“本気で商品作りを行っていきたい福祉事業所さんを探しています。”

って記事に関して。

当初はマジェルカとなんらかで繋がった事がある事業所さんに対して直接や、また

そういう事業所さんとのネットワークを持つ様々な組織さんを通じ、5~600以上

の事業所さんにはご案内が渡ったのではないかと思います。

それでも参加を表明してくれた施設さんが思いの他少なく必要な数に満たず、

その後にtwitterで1000人以上のフォロワーさんにPR、かなりの拡散もして

頂きましたがそれでも我こそはの声は特に上がらず。

そして先日のブログに記事にしました。そしてその記事をfacebooktwitterで拡散。

記事に対するアクセスは1500件近くあったのですがそれでも無しのつぶて。

この件に関係がある福祉事業所の方ばかりがそれらを目にしているワケでは

ありませんが、私のブログは福祉関係の方が目にしてくれている割合も多い

と自覚しています。

しかもそのような方々の中でもモノ作りに携わっている方が比較的に多いはず。

なのに・・・です。

先の記事にも書きましたが、私が関わるセミナーなんかでも参加された方の

アンケートや質問の多くには

「どうすれば売れるモノが作れるの?」とか

「どうすればもっと商品力をUPできるの?」

という感じの声がたくさんあります。

それ位皆さん真剣に悩んでいるんだと思うじゃないですか?なのにいざこんな

機会があってもここまで関心示さないって不思議じゃありませんか?

まぁ結局のところ真剣じゃないって事でしょうかね?

がっかりですわ。

私もこの仕事に関わって2年半が過ぎた今、この業界のあんなことやこんなことが

最近少しはっきりと見えてきましたが、福祉の世界の外の皆さん、この福祉業界って

結構根が深い問題抱えてますよ。

でも安心して下さい。

以前ここでもご案内した

【ヒカリエ販売での「売れた」「売れない」から見る商品改善点。】

というセミナーが今日開催されました。

実は私、正直なところ今回のセミナーはそんなに人が集まってくれないんじゃないかと思って

いました。

というのも、「モノ作り・・・」とか「デザイン・・・」とか「アート・・・」っていうと

モノ作りとかが好きな利用者さんじゃなくてスタッフさんや、障害者施設とモノ作りをするのが

好きなデザイナーっぽい方などを始め、参加するタイプの方は多いであろう事は過去の経験から

も想像がつくのですが、今回のテーマは「販売の場から見える(た)事」しかも実際の数字の分析

からの話なんてなれば、「えー!ワタシそういうのつまんなくて興味ないし~」とかって人が

福祉には多いのではないかと思った点と、(この点は、こちらがニーズとして当然あるべきと

考えているものを当事者がニーズとして認識していないという面倒な話ですが)

福祉団体等が行政から受託したり助成金などで実施される参加費無料(その分は原資を辿れば

我々国民の税金からですが)のセミナーではなくて、今回は我々の手弁当での開催だった事から

参加者の皆さんからそこそこの参加費を頂くという点から人が集まりにくいのではないかと弱気に

なっていました。

でも、実際にはそんな心配をよそに多くの方が参加して下さいましたし、また、そんなセミナー

だったからこそ、その結果として比較的意識レベルの高い方が集まったのではないかと感じました。

その顔ぶれも福祉事業所の方ばかりではなくて、外部で関わっていきたいというデザイナーなど

であったり行政サイドの方も数名いたりと参加者のバリエーションも様々でした。

ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

相変わらず汚い言葉が節々で飛び出しましたがゴメンナサイ・・・

そう、それでさっきの安心して下さいってのは、少しづつですが以前より、作る事ばかりではなくて

きちんと売る事で社会にコミットする事の重要性と意味に目を向ける方々が福祉の世界にも増えて

いるのでは、というのが今日のセミナーに私の心配をよそに多くの方が集まってくれたというのでも

一つ証明となるのかと。

ただし、その重要性と意味にまだ目を向け始めたところですから、これからはそれを理解と実践に

結びつけて成功へ。

そしてその小さな成功を積み重ね、その輪を広げていく事が大切。

今日、私が外でセミナーを行っていた為にマジェルカには、何を隠そう私の妻が店番として入って

手伝ってくれました。

まだまだマジェルカはそんな弱小な立場です。

それでも?それだからこそ?本気で頑張ろうとしている事業所さんと同様にマジェルカ自身も

これからもっと挑戦し、成功を積み重ね広げていく事で、必要として下さる方々に伝えていける価値

を作っていきたいと思っています。

そして、お互いや一方、または他の誰かにもたれるかかるのではなく、お互いの成功の果実を分け合う

やり事で市場や社会をに発信していく事が出来れば、不可解な事が多い福祉業界もやっと社会の中で

堂々と渡りあえていけるのではないでしょうか。

堂々とね!

今日は第一弾、終了後に早速ムイットボンさんと第二弾の打ち合わせもしました。

今から楽しみです。

この間、長野や名古屋の事業所訪問をしているので、そのレポートも記事にしたいのですが、延び延び

になってしまっています。

近日中にきっと!

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