webショップの話から

今、webショップを充実させるべく新商品の掲載やSOLDOUT商品の入れ替えを

時間の合間を見つけては今まで以上にせっせとやっております。

それも一つには、先日出店させて頂いたうめだ阪急での売り上げが残念ながら

思うように振るわなかった結果、各施設さんから仕入れた商品達がそのまま在庫

として残ってしまいました。

それも相当に(;´Д`A

商品の仕入れは一部は委託ですがウチの場合はほとんどが買取り仕入れなので

それらが売れない事にはちょっと大変。

ちなみに福祉施設の商品を外部で販売する場合は買取りでなく委託が一般的みたい

になってるようなところが福祉業界にはあります。

(実際かなりの割合で「委託」という方法と用語そのものを「卸し」だと勘違いして

いる方は多いです。)

それでもウチが買取りを基本にしているのは、少なくともウェルフェアトレード

(ウェルフェア+フェアトレードの造語)を謳っている手前、やはりフェアだと

私が考えるトレード(取引、商売)をしたいから。

さて、ここでマジェルカのwebショップを分析すると、一般的なwebショップの

平均的な購買率より低いようです。

先日新聞に掲載された直後や、昨日なんかも結構なアクセス数があったにも関わらず

なかなか購入にはつながっていません。

要はせっかくサイトに訪れてもらえても買ってもらえる割合が少ないという事。

だから、面白い!欲しい!と思ってもらえるかもしれない商品を少しでも増やして

ショップとしての魅力を高めようとしているのではありますが、もう一方で、

たまに耳に入る情報や、マジェルカのリアルショップへ来られる方の様子を見たり

している中で、私なりにマジェルカのwebショップの購買率が低い理由として

考えているのは、お買い物が目的ではなく、単なる情報集めで訪れる方の割合という

のが一般に比べて多いのではないだろうかという事。

情報というと大袈裟ですが、自分たちの施設(など)での商品作りで参考になりそうな

モノを探したり、最近あるのは障害者施設で作られる商品を販売したいのでその商品や

取引施設探しというパターン。

マジェルカはそんな情報提供する事自体をなりわいにしているのではなく、あくまでも

商品を販売する事でその情報発信も含めた活動を成り立たせている私企業なので、

ぶっちゃけ、はなからお買い物する気ゼロの方を歓迎するというワケではないのですが

、リアルショップもwebショップもオープンな場なのでそこはご自由に、というほかは

ないワケですし、後者のパターンは別としても、安易なパクリは感心しませんが、施設

職員さんが研究や努力をされる事はむしろ素晴らしいとは思います。

ただ、どんな業界にも言えると思いますが、情報を集めて発信する為には多少なりでも

努力しコストをかけているのは事実なので、そこのところを少しでも理解して節度と

良識ある接し方、こっちにもやってて良かったと思わせてもらえると情報発信のしがい

があるというもの。

また、上のパターンのような方とは別で、ごく稀にですが、リアルショップやwebで

商品などのお問い合わせを頂き、やり取りした末にその商品をご自分で製造している

施設に直接注文されるという方がいらっしゃいます。

電気店などでのいわゆるショールーミングのように店頭で物だけ見たり説明受けたり

した上で、より安いwebショップなどで買うというのとは違って、きっとその方法が

マジェルカが間に入る取引よりもその施設、利用者さんに入る利益が増えるので、

良かれと考えての事なのだと思いますが、そのそもその情報をどこで見つけたかという

と、ね。

ひとくくりに言ってはいけませんが、障害者福祉に関わる方や、障害者を支援したいと

いう方たちの中の一部(大部分?)の方の常識や良心というのにギャップを感じてしまう

事って実は多々あります。

あれこれと小っちゃいことをグチグチと言いましたが、そんな中でもマジェルカとして

何を大切にしていくか、諸々とどうやって折り合いをつけていくか、これまでの場と

活動をどう続けていくか、またこの場をどうやってさらに活用していくか、ここ数日

考えて、私の中である方向性に至りました。

その件はいずれ。

 

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