杉並いずみさんを訪ねて♪

お久しぶりです。

年明け早々の大雪で滑りっぱなしのスタッフTです♪

今回は杉並いずみ第二さんに行って実際商品を作っているところを見学に行ったので、そのことをブログに書きます。

 

杉並いずみ第二さんは丸ノ内線方南町駅から徒歩10分くらいのところにあります。

入り口には杉並いずみ第二さんで作っているボンボンモールがお出迎え。

 

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マジェルカでは杉並いずみ第二さんの商品はクマのポンポンヘアゴムとフェルトのヘアゴム、ボンボンモール、刺し子ふきん、刺し子バッグ等を作っていただいており、今回は実際作っているところが見られました。

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建物の中に入ると作り手さん達にご挨拶をして、いざ見学。室内にもカラフルなボンボンモールが吊り下げられており、ワクワクする空間でした。羊さんもぶら下がっていましたよ。

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壁に貼ってあるラジオ体操にはスクワットがなんと30回も!凄い!

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1階で作っているのはフェルトのヘアゴム等に使用されているフェルト作成。

石鹸とお湯と羊毛をガチャポンの中に入れてひたすら振るという根気のいる作業を作り手さんが行っていました。石鹸は肌に優しいものを使っているそう。

段々とお湯を捨てて丸い形に形成していきます。

花の中心となるフェルトの中には芯になるフェルトも入っています。

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ガチャポン振りは一回10分から人によっては半日振り続けるという事で、実際メンバーもやってみましたが、10分がひたすら長く感じ、中には振り疲れて「2キロ位痩せたかも。」というメンバーも。

コツは最初はゆっくり振り、段々強く振っていきます。楕円形になりそうになりながらも皆ツルツルした丸い形になりました。

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こんなに手間と時間をかけて作ってくれているのか!と思いました、

 

マジェルカにも置いてある塚田さんふきんを作っている塚田さんもいらっしゃいました。他の方が整った刺し子を縫う中、塚田さんの刺し子は縫っているところをさらに縫っており、布一面が刺し子で「ルールに縛られないででき上がるのが塚田さんふきん。」とスタッフさんも関心していました。

そんな塚田さんの楽しみは食べる事と昼休みに音楽に合わせて踊ることだそうです☆

 

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二階に行くと今度はハート達が吊り下げられており、こちらもハートウォーミングな空間でした。音楽も流れており、少しでも作業スペースが楽しいものになるようにとスタッフさん達も趣向を凝らしています。

 

そこでは刺し子ふきんを縫う人達とボンボンを作っている人たちがいました。

刺し子でできた針山はとってもおしゃれ♪

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ふきんに絵や模様を描いてその上を刺し子で塗っていきます、

作り手さんの中にはお化けの似顔絵を描いている作り手さんも。 

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クマのヘアゴムは一人の方が作っており、ボンボンを作るにも機器にぎっちり毛糸をまかなくてはならなく、指先まで力を入れなくては隙間ができてしまい、みっちりにならないとのこと。

 

そんな作り手さんの趣味は囲碁と将棋だそうです。

NHKの教材を見ながらPCでするそうです。

 

形の形成はスタッフさんがトリミングをします。

自由に作ると「日の丸」を作るそう。

糸が絡まるときもありますが、早くきっちりと質がいいものができるので彼女の特性にスタッフさんたちも大助かりです。

ちなみにここまで聞けたのはスタッフKの上手なインタビューがあったからです。(補足)

 

そんな彼女が作るモノは他にもあります。

それはフリンジ付きの裂き織りバッグです。

フリンジタイプを作れるのは彼女だけとのことですが、思考が理数系らしく、織りの中でもきっちりしている作業が好きなので、途中で変化させなければならないフリンジ作りはあまり好きではないみたいです。

 

裂き織りバッグの作業工程はまず生地となる着物の糸をほどき一枚の布にしてから、洗濯をし乾かします。シルクなので皺ができるのでアイロンをかけ、細く裂いていきます。

その後、この裂いた細い布を織り機で横糸として織っていき、その後バッグの形に形成します。

一つ作るにもこんなに手間がかかるので、中々多くは作れません。

糸もラメやカラフルな糸を使ってよりモダンな商品を作っています。

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こんなに手間がかかる仕事だと知った上で、商品を取り扱ったり、買ったりするのでは大違いだと思いました。

 

杉並いずみ第二さんの商品作りのモットーは

「既製品に無い一点モノを、作り手が楽しく感じている気持ちを大事にしつつ、なるべく温かいものを作ること。」です。

 

今回杉並いずみ第二さんに伺ってスタッフティが思ったことは一つ一つ商品を作るのにこんなにも手間がかかっている事を知ることができて良かったということです。

マジェルカの売り場で「一点モノで~、ハンドメイドで作られいて~。」とお客様に言うのは簡単に言えるけれど、作り手さんの日々の手仕事が一つ一つの商品を作り上げていき、マジェルカに並ぶ商品となる事、作り手さんありきのマジェルカだという事をつくづく実感しました。

そのようなことを踏まえて、これからお店で商品説明をして、より商品の良さをお客様に伝えられたらと思っています。

 

杉並いずみさんの商品はこちらから。

 

以上杉並いずみ第二さん訪問ブログでした。完☆

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