このゆびと~まれ!2
今日、ある地方でマジェルカと同じ就労継続支援A型事業所を運営する方が来られました。
ご存じない方に改めて就労継続支援A型事業をかいつまんで説明すると、障がい者への就労の支援をサービスとして提供する場であると同時に、ここが一番大きな特徴ですが、雇用契約を結んで、お給料を払う⇄労働や成果を提供する という関係が発生する、もとい、発生させなければいけない場でもあるというのが私の解釈。
それを前提に、先の方から興味深いお話がありました。
ここで、この話するのに、もひとつ前提。
先の方、そんなA型事業所の、お給料を払える対価を発生させなければならないという点に苦労しているとのこと。
この点は正直マジェルカもまだまだ苦労しています。
(まだ今の時点は、であって、ずっとそうであるというつもりはありませんが)
そんな彼、同じ地域の他の先輩A型事業所の方から怒られたそう。
何を怒られたのかというと、ちゃんとお給料を払っているということを怒られたというのです。
一瞬なにをいってるのかわかりませんでした。
ちゃんとお給料を払ってないことを怒られたなら分かりやすいのですがそうではないらしいから。。。
聞くと、最賃除外しないでやっていけるわけないでしょというような事をいわれたと。
「最賃除外」ってのは「最低賃金の適用除外」というヤツで、要は雇用契約を結べば本来は最低賃金以上を支払う義務が雇用主にはあるのだけれど、そこまでの仕事してもらえてないよという場合に、ソレを労働局に申請し受理されたらその相手には最低賃金を払わなくってもよくなるっていう制度。
当然受理されるにはそれなりの理由と根拠の提出が必要になりますが。
彼にそう言ったA型さんは、その地方ではもちろん、A型界隈ではそれなりに認知もされていてリーダー的なお立場だったり、先進的な活動でご活躍されているという事になっていらっしゃる(たぶん)
無理を続けて事業として成り立たなくなり、その時点で全ての利用者さんを路頭に迷わせてしまうくらいなら、本人との同意の上でそうするのが妥当と思われる人に最賃除外を行なって、全体として活動と場所を続けていくべきという考え方であればわからなくはない。
そもそも今日の彼の側から聞いただけで、その方がその言葉で意味したところの本当はわからない。
それでも、なんかモヤモヤしたのでした。。。
そんなマジェルカも倒れないように必死でずっと走り続けてきました。
本当なら涼しい顔して余裕ブッこいて、ただみんなと楽しくやれればそれに越したことはないけれど。
みんなと楽しくやるために必死です。
だから今、必死でイベント出店を回していこうとしています!
現状では人も十分でないのにホイホイ受けて立ってしまいました。。。
そして昨日、たまりかねたWがイベントスタッフ募集の記事を書きました。
ありがたいことに早速数名の方がご連絡を下さいました。
中には遠い地方から出てきてまでも関わってくださるという方までも(涙)
そこのあなたもどうでしょう?
行動してみませんか?
ついでにもう一つ、今マジェルカではイベントを手伝ってくれるスタッフだけでなく、商品企画やデザイン、web制作や写真撮影などなど、主にクリエイティブ系の部分で細々としたの含めて現状スタッフだけでは仕事が回りきらなくなってきているので、そこを手伝ってくれる方も絶賛募集中なのです。
あなたの得意や興味をマジェルカで活かしてみませんか?
まだまだイベントスタッフの件も含めてまずは色んな方とお会いしてみたいと思っていますのでお気軽にご連絡をください。