バタバタしていた3月が終わります。
今日で終わる今年も訪れた3月。
公私ともになにかとバタバタしていてお知らせしたい事もなかなかここで
お伝えできていませんでしたね。
もう終わりましたが。。。
3/17から3/25まで国立新美術館で開催されていた文化庁主催で障がい者アートの展示など行っていた「ここから2」展でショップコーナーとしてマジェルカが出店していました。
なんかマジェルカの外部出店でお馴染みになってきたテント骨だけ仕様が今回も活躍です。
そんなマジェルカのブースを盛り上げてくれたのがスタジオクーカの皆さん。
展示初日の面々。
納豆ポーチの二見画伯が来るとは知らず、久々の邂逅でお互いになんか照れつつ⁈
以前マジェルカでも「似顔絵かきまる」をやってもらったKEIKOさんは相変わらずなんか良い空気感持ってます。
このクーカポスター作者のさやかさんもマジェルカではお馴染みだったりしますが、今回はマジェルカのショップブースではなく本展示の会場で紙芝居を披露していました。
他の日にも
自分の作品を売り込み上手なもえちゃん。
彼女的にフォトジェニックな顔を作ってくれました。
クーカのメンバーもえちゃんとマジェルカのメンバーまいちゃん合作の図(笑)
この日もえちゃんと一緒に来てくれたやっちゃん
幾何学模様なパイナップル、輪切りもきちんと描いてます。
この他、会期中私が会場にいれない日にも来てくれたクーカメンバーもあったのですが写真を撮っておいてもらうのを忘れてごめんなさい。
平塚から六本木の国立新美術館まで、なかなか大変な道のりですが、こうやってわざわざ盛り上げに来てくれるクーカさんには感謝。
みなさんも楽しかったと言ってくれているようでなによりです。
今回のイベント、こんなクーカさんの他にマジェルカのブースを盛り上げてくれたのがマジェルカのメンバーはもちろんのこと、ボランティアで手伝ってくれた方々。
今回の新美の期間で6名もの方が関わって下さいました。
日頃から関わってくれている方や、以前にマジェルカカフェに参加してくれた方、今回初めましての方などなど。
いつもスタッフ、メンバーがギリギリで誰もがめいっぱいで活動しているマジェルカ、長いイベント中に吉祥寺のショップをお休みにするわけにもいかないので、とても助かりました。
もちろん、素敵な商品を、多少無理なリクエストでも頑張って応えて出荷してくれる取引事業所のみなさん含め、こうやって一緒に盛り上げてくれる様々なパートナーがいるということ、イベントが終わってひと段落してみると感謝です。
そして、そんな国立新美術館が終わって一週間経った今日は、明日4/1から始まる
三省堂いちのいち池袋西武店での出店の設営です!
期間は4/1(日)から4/30(月)のまるまる一ヶ月
内容も盛りだくさん
ここでもまたまたスタジオクーカのさやかさんが登場してくれます!
加えて先日マジェルカギャラリーでも大活躍だった天才的粘土作家の林航平さんも!
ふたりとも制作実演、張り切ってくれているようです‼︎
ここのショップにはカフェも併設していて、期間中にさやかさんの不思議キャラクターの“オレ三世”の他、マジェルカでも人気キャラとなっている“エコッチ”や“マスクマン”のラテも飲めちゃったりします。
ぜひ皆さん池袋西武に遊びに来て下さいね!
そしてその池袋と会期が重なっている4/13(金)から4/15(日)に幕張メッセで開催される
「K-CON Japan2018」にも出店。
マジェルカ自体は特になにか繋がりがあったワケではないのですが、なんでも韓国側からのご指名だそうでお声がけを頂きました。
たまたま今日マジェルカに来てくれた韓国の方が、マジェルカは韓国では結構知られていると教えてくれてちょっとビックリ!
そういえばこれまでも海外向けのNHKワールドや、台湾のwebメディアなどでは取り上げられながら国内の雑誌やテレビの吉祥寺特集でもなかなか取り上げられないマジェルカだから、日本国内よりもいっそ海外目指した方がいいんじゃないの、なんて話もスタッフから(笑)
もしK-CON行かれる方いたらマジェルカのブースものぞいてみて下さいな。
加えて個人的には家の引っ越しなんかもあったりして、バタバタしている3月を送っている最中の昨日、東京都福祉保健局による「就労継続支援A型事業所マジェルカ」への実地指導が入りました。
コレは、マジェルカの活動になにか問題が見受けられるから、という類の指導ではなくて、A型事業所を立ち上げて半年経った新規事業所に行うお約束のものですが、スタッフのナベちゃんと私は色々な資料を用意しながら「色んなこと突っ込まれるんだろうな。。。」とソワソワしっぱなし。
数日前の朝のNHKニュースでも取り上げられていましたが、経営に課題を抱えたA型事業所が多く、A型に対する指導は厳しくなっていて改善計画の作成を求められているところが多くあるという内容でした。
結果として今回の実地指導では数字的にもきちんと運営されているし、記録類も比較的きちんと作成されているということで改善すべしという指導はされなくて、むしろ拍子抜けしたと同時にホッとしました。
とはいえ現状維持の意識でいては現状維持が出来ないのは明らかなので、私達なりに努力と改善を続けて行かなければと改めて襟を正した次第でした。
思えば、間の悪いことに去年の春にA型事業所の設立審査の基準が大幅に厳しくなってから東京都に設立申請をし、紆余曲折がありながら認可されたマジェルカでした。
その時に都の担当の方が「審査が厳しくなってから立ち上げるA型はマジェルカさんが最初で最後になるかも」なんて仰っていたので、気になって「あれから半年経ってその後どうですか?」と尋ねたら、その後ウチ以外にA型は出来ていないし申請も無いとのこと。
これを聞いてなんだか複雑な気持ちになりました。
なぜなら、A型事業所を実際に始めてみて、様々な方を受け入れたりお会いして話を聞いてみて、「働きたい!」という意思がありながら、一般就労ではなく、かといってB型作業所ではない働き方を必要としている人というのが実際に多く存在していて、その受け皿がまさにA型事業所なのだと実感しているから。
そういう中で、マジェルカは新しい受け皿として始めてみましたが、そんなマジェルカでも、雑貨ショップ運営という業種柄、受け入れられる方は自ずと限られてきます。
新たな受け皿が作られなくなってしまっている今、マジェルカでは受け皿となりきれなかった方々の行き先はどうなるのでしょう。
本来、必要な人がいる必要な場所と考えられたから制度として作られたA型事業所ですが、必要とする人たちが利用出来ないという矛盾がふくらんできているように感じます。
実地指導で問題を指摘されなかったからと調子に乗って
「事業者の自助努力ばかりを求めるのではなく行政としてのサポートをもっとすべきでは?」と苦言を呈させて頂きました。
それまではなにかと旨味があるからとポコポコ立ち上がっていたA型事業所が、立ち上げるのが厳しくなってからはパッタリと誰も作らなくなくなるという、それが福祉のリアルか…なんて薄気味悪さも感じたり。
なんとなく複雑な気持ちになりました。
でも最後に「それでもやっと最近それでもA型を立ち上げたいという方が出て来たんですよ。」という言葉を聞いて少しホッとしました。
さて!
みんなでお給料を稼がなければならない私たちは明日から始まるイベント出店の設営にメンバーも連れてこれから頑張って行ってきます‼︎