あげていこう!
Mです。
マジェルカでは本日より和雑貨フェアがスタート!初日から沢山のお客様にお立ち寄り頂き、店内とても賑やかです!
そんな中、「凧、揚げてましたよね!」と元気に声をかけて下さるお客様が。
・・・皆さんご覧になりましたか?
「すごい!あがるよ!あがる!」童心に帰り、満面の笑みで凧をあげ、マジェルカのわき道を駆け抜けるオーナーのInstagram動画を・・・( ´艸`)
あまりに楽しそうだったので、私Mも試しに揚げてみたのですが・・・楽しい♡
シンプルな紙と竹ひごの玩具なのに、無風でも簡単に揚がるし(竹ひごがうまい具合にカーブしてる)、こんなに気分も上がるんだ!!
「毎朝ミーティングの後、スタッフ皆で凧あげしたらテンションアップしていいかもね!」なんて話をしたり。
実はこの和凧、今回のフェアにあたって日本的な作業所製品を皆で探していた際に、オーナーが自ら見つけ、長崎にある作業所にコンタクトをして、取引が始まったもの。
商品と共に届いた、代表の方からの大変丁寧な直筆のお手紙には、感謝の言葉と共に、”利用者の皆さんの期待に応えてあげたい””障がい者福祉の向上に微力ながら努力してゆきたい”という気持ちも綴られていました。
「マジェルカを立ち上げたころを思い出すな・・・・」と呟くオーナー。
この作業所も、商品を長崎のお土産屋さんに卸したりもしながらも、販路が限られていたとのこと。
これからもそうした作業所のビジネスパートナーになることで、微力ながらでも、皆さんの思いを形にするお手伝いができればいいなと感じるM。
奴凧のパッケージの裏に、凧あげについての説明がありました。
”江戸時代の初め、凧あげは子供達の遊びでというよりも大人の遊びでした。凧あげが古くから初春の大空に揚げて楽しまれたのは「凧」は「多幸」、そして「凧があがる」と「試験にあがる」のゴロ合わせが似ており、青空にゆるやかに昇っていく様子に運気の上昇を想起させ、縁起の良い情緒あふれる遊びとして全国に広まりました。」
ちなみに。
凧あげの動画を見て下さったお客様、「外国の方へのお土産に」と凧を何枚もお買い上げくださいました★
気持ちも上がって縁起も良いという和凧、オトナの皆様も、お一つ如何ですか?
マジェルカでお待ちしてます!
藤本です。
ちょっぴり補足です
「マジェルカを立ち上げたころを思い出すな・・・・」というのは、マジェルカを立ち上げる頃には、それこそ今のマジェルカのwebショップやSNSの様に効率よく作業所製品の情報を集められるようなものは無く、ゼロから自分で情報をかき集める毎日。
その中で素敵な製品を、面白そうな製品を見つける度に「え!こんなものも作ってるの!?」と、いちいち気持ちが高鳴り興奮していたものでした。
そんなものを次から次へと見つけるうちに、極端ですが「障害者施設では大概のモノを作ってる」「見つけようと思えばなんでも見つけられる」とまで思ったものです。
段々マジェルカの商品も固定化していったり、探さなくても向こうからのアプローチが増えてきたり、地方に足を運ぶ機会も減ってきたり。。。
当時のようにバイヤー的な動きかたをする事はめっきり減っていたのですが今回、和凧を発見!
まさに発見で、先方からも「どうやってウチを見つけたんですか!?」なんて。
そんな質問も以前はちょくちょくされてたものです。
そして、こちらは別に支援から売ってあげるワケでは決してなくて「やった!イイもの見つけた‼︎」からなのに、恐縮する位に丁寧なお礼のお手紙や、注文した以上のおまけ的なモノが盛り沢山同封されていたりして(笑)
そういえば、こういうやり取りをたくさん経験する中で、世間の共感が得られるかも当時はまだよく分からなかったにも関わらず作業所製品の世界に取り込まれていったのだよなぁ、と。
そんな原点の頃の気持ちも色々な中で埋もれかけていた今の自分が、そんな頃の自分をつい思い出しての
「マジェルカを立ち上げたころを思い出すな・・・・」
だったのでした。
「和雑貨フェア」ワタシだけで無くスタッフ、メンバーみなが結構満足できる出来栄えです。
是非覗きにいらしてください。