大好きな和雑貨に囲まれて
こんにちは。今日から、2月になり1月があっという間に終わってしまい、
きっとこの一年も早く過ぎてしまうのだろうなと日々感じるスタッフM.Mです。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、マジェルカでは只今、「和雑貨フェア」を開催中です。
今の期間しか手に入らないものなどもございますので、この機会をお見逃しなく是非、いらしてみてください。
私も和が好きで、早速マジェルカの和雑貨商品である水引の髪飾りを購入いたしました。とても気に入っていて、以前買った刺し子のヘアゴムと一緒にマジェルカで働いているときは付けています。
水引は小さいころから知っていて、私の祖父・祖母の家が長野の飯田市で飯田市は水引で有名で水引工芸館に行ったことがあります。水引は飾り物としてはとても素敵です。
マジェルカで販売されているものは、長野で作られたものではありませんが、商品を見て懐かしい気持ちになりました。
話が変わりますが、先日、マジェルカに来て凧を買われたお客さんがいらっしゃいました。その方は、オランダの方にプレゼントするみたいです。そのお客さんは、福祉系の大学のゼミの先生で、マジェルカのように障害を持っている方が作っているものを販売しているお店を知るというテーマでゼミをやっていて、色々買っていってくださいました。
このように、福祉に関心を持ってもらえる人々が、マジェルカのお店を通しても他のツールでもいいので増えていき、障害を持った方に対する偏見がなくなり、社会的にも必要とされていく世の中になっていけばと思います。
私自身も障害を持っていますが、障害者だからできないと思われたくはなく、
自分の弱い部分を克服していけるようにマジェルカで日々、働いています。
人間、諦めたら終わりです。弱さを乗り越えてこそ成長するものです。
今までは、障害者だからできなくていいんだ、自分の出来ることだけやればいいんだと
思いながら、他の職場では働いていました。
どこかで自分に対する甘さがあったと思います。
マジェルカに入って、オーナーと面談していくうちに今までの働き方ではダメだなと思いました。
今までの働き方は楽でしたが、手ごたえや達成感がありませんでした。
マジェルカで働くなかで、仕事でもお客様からでも今までと違った喜びが感じられるように、そしてそれがお客様や商品を作っている障害者の方たちに届けられるように働けるようになっていきたいです。
藤本です。
“障害者だからできない”
そう決めてかかっているのは一体誰なのでしょうか?
「社会が障害者に不寛容」とかいう以前に、彼女たちが出来ないと決めてかかっているのは意外に彼女たちの近くにいる人たちだったりするのではと私は常々思っています。
“自分の弱い部分を克服していけるように”と彼女は言います。
捉え方、言葉尻の問題かもしれませんが、私は克服をする必要は無いと考えています。
「それも個性だよ ♪」などと本人の苦悩を考えたら能天気に言えませんが、でも、そこはそこで受け入れた上で別の部分でどう補っていくのかなのかなと。
それに加えて周りの我々がそんな彼女をどうやって受け入れるのかという事も。
“人間、諦めたら終わりです。”
その通りだと思います。
あがいている彼女たちと接していると自分も諦められないと思えます。
ありがとうございます。
“今までは、障害者だからできなくていいんだ、自分の出来ることだけやればいいんだと・・・”
はたして自らすすんでそう思うようになったのでしょうか?
誰かからそう思わされてしまったのではないのでしょうか。
“マジェルカに入って、オーナーと面談していくうちに今までの働き方ではダメだなと思いました。”
あくまでもマジェルカがそういう場所であるという事で、最終的に彼女の選択がそうであったという事です。
障害のある人たちにとっても色んな選択肢があるべきだと考えた時に、一つくらいこんな所があってもいいだろ、という場所のつもりです。
それを彼女は選んだという事です。
ようこそマジェルカへ。
今までの働き方は楽でしたが・・・
出来ない人と決めてかかるのはきっと雇っている側にとっても楽だったと思います。
”マジェルカで働くなかで、仕事でもお客様からでも今までと違った喜びが感じられるように・・・”
そう考え、そうなってくれる事は、お客様にとっても、製品を作っている作業所の方達にとっても、そしてマジェルカにとっても利益をもたらしてくれる事。
不器用でも気持ちがあってこそ発揮できるチカラっていうモノはあります。