ドキドキ♡SWINGトークショー
こんばんは♡
箸の持ち方が自分でもぎこちないと思うこの頃、書くのは左、箸は右、どちらも器用でないスタッフTです(#^^#)
一昨日から京都にあるSWING EXPOが始まり12月15日はトークショーがあり、私スタッフTも参加して来ました。
SWINGはあのラーメンでお馴染み「天下一品」さんの本部事務所内にあり、築50年の学習塾の校舎が今のSWINGさんの活動場所で、2006年から無償で使わせて頂いているそうです。主に生活介護事業所と就労継続支援事業所B型をメインにしているNPO法人です。
トークショーの内容は第1部がSWING代表木ノ戸さんのSWINGの紹介で、第2部が「生きづらさの思慮」についてです。
トークショーに参加した中で障害を持っているのは多分私一人で、福祉施設職員さんなど、障害者に関わる方が多くいらっしゃいました。
今回のイベントタイトル「親の年金をつかってキャバクラ」(swinging Vol.24より)はとってもインパクトがあり、イベントも盛況です。
木ノ戸さんの話を自分なりに紹介すると
「増田政男さんというSWINGに所属している方が、かつては同居していた母親の年金にまで手をつけてキャバクラ通いをしてしまい、実際彼がそのことに対してどう思っていたかなどが語られ、自らのどうしようもない弱さを認め、手放し、ようやく心穏やかな暮らしを手に入れた。」
そのことに対する木ノ戸さん達の考えがトークショーで知ることができました。(ここに書かないのはTの悪い癖)
またトークショーに参加出来なかった方も、吉祥寺美術館やマジェルカの地下にあるswinging Vol.24(swingさんの年2回発行されているフリーペーパー)を手に入れて是非読んで知って頂きたく思います。(SWINGさんの活動内容も紹介しています。)
展示は来週18日火曜日まで行われています。
ここで、トークショーやその後に参加させていただいた懇親会で感じたことを箇条書きに書いてみます。
1.マジェルカではメンバー(利用者)の情報は外部に漏らさない(顔写真NG) に比べて、SWINGさん達はがっつり利用者さん個人のことが分かり、SWINGのメンバーさんについて木ノ戸さんが赤裸々に話す事に驚きました。
Tは「ここまで話すんだ、、スゴイ!」と単純に思いました。障害を持つ人に対してアートと絡めて、SWINGさんがとっても真面目にふざけていることが、木ノ戸さんの言葉選びが素敵で聞き入ってしまいました。
(驚く事多々あり。幸田シャーミンが誰だか分からないけど、木ノ戸さんが話すと面白い。)
XLさんやQさん、Ackeyさん、かずし君、向井さん、杉本ゆうと(漢字が分からず)さんのユニークな話も丁寧に話されていました。どんな話かはスタッフTに聞いてみてください。(やっぱり悪い癖。)
↓幸田シャーミンさん(スクリーン)
2.障害がある人は特に困っておらず、関わる周りの人たちが困っている。
どなたが言ったか分からないですが、
「確かにそうかもしれない、でも言われてみるとこちらとしても傷つくなぁ。」
ですが、そこで福祉施設の職員さん達の悩みや葛藤も知ることができ、時には泣きそうになってしまうほどの悩みになっている方もいらっしゃって、障害者の私がいることを知らないでその場で起きている事は、とてもかけがえのないだと思いました。
その事についても真剣に議論された昨日のトークショー。
また「生きづらさ」は安心感を感じるのが大切で、安心感がないからしんどい人が多いとの事を木ノ戸さんが言います。
「生きていていいんだ。」「大丈夫なんだ。」「どんなんでも生きていていいいんだ。」などのことを「アートと共に発信していくのがSWINGなんだ」と。
ある程度頑張っている人がいて線引きされた上にいるマジョリティ。そのマジョリティに入れない人が障害者で、今の世の中、ある程度ラインを超えないといけない。つまり障害者を締め出すような今の世の中に、SWINGさんは「違う。ダメな人がいてもいいんだ。生きていていいんだ。」という事、抑圧されたこの世の中に、自由に表現をしてしています。
その事にスタッフTはあまり共感が出来なかったです。何故なら普通に人になんとか追いつこうともがいているから。
でも、SWINGのその姿勢はこの生きづらさを感じる世の中に大切な存在・考え方だと思いました。「ユーモアとダサさ。」白と黒の「真ん中」を行くSWING。
カッコいいです。
3.マジェルカ1000回目の記念インスタを「ゴミコロレンジャー」で飾る事が出来た。
https://www.instagram.com/p/BrZQ6D2HoE2/?utm_source=ig_web_copy_link
4.準備の時と昨日のトークショーの後とで2回あった懇親会で知り合った方々(今回のイベントホストの「コンティオ」の山口さん、杉さん、またメジロックのMさん、SWING亀井さん、zakka灯台のFさん、その他大勢の人とお話が出来、障害者を取り巻く人たち福祉業界の今など知ることや、人間の温かさに触れることができとても貴重な経験になりました。
余談ですが、来年にSWING代表の木ノ戸さんの本も出るので、気になった方はSWINGにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか(*^^*)
以上スタッフTの書きたいことの1/1000を書いてみました♡♡♡
こんばんは、藤本です。
少々補足を。
“マジェルカではメンバー(利用者)の情報は外部に漏らさない(顔写真NG) に比べて、SWINGさん達はがっつり利用者さん個人の・・・”
とありますが、Swingさんも個人情報をなんでもオープンにしているわけではなく、この場合、個人情報というより個人の話って言った方がニュアンスは合っていると思います。
そしてマジェルカですが、顔写真も含めマジェルカとしてNGととは考えていません。
あくまでもメンバー本人がOKなら出すし、NGなら出しません。
さて、トークショーにマジェルカメンバーからただ一人参加してくれたT。
ある人の言葉に少し傷ついたり、その場にいた沢山の方がうなづいていた事柄の中にも共感出来ないと思ったりしながら(というかだからこそ)色々と感じたり考える事が多く、実のある時間になったようです。
以前なんかの機会(なんの機会か忘れましたが)にSwiingの木ノ戸さんたちがマジェルカに来た時に一緒に食事をしてお話しをしたりしてから彼女は木ノ戸さんの大ファンになってしまった様子。
だから今回をとっても楽しみにしていました。
設営日の夜の懇親会では木ノ戸さんの隣で沢山話が出来たと翌日もニコニコと上機嫌だったT。
逆に昨日の懇親会では席が離れていて全然話せなかったと口を尖らせて私に残念そうに話したT。
今朝まで飲んでいたと、くたびれた顔でTに話すと思い切り呆れた顔をされたので、木ノ戸さんも一緒だよ、と言った途端に「じゃぁ、いいです」と一転笑顔。
なんかだんだん腹立ってきました!
目の前のオッさんをないがしろにして他所の、怪しい変なオッさんにばかり入れ上げるんじゃない!
でも今回のSWING EXPOも初日から盛況。
きっとたくさんの人を惹きつける何かがあるオッさんであるのは事実のよう。
ただ、うちの猫だけは、彼が3日間我が家に滞在しても最後まで変なオッさんを怖がって出て来なかったという事は付け加えておきます。
家に帰ったら「今日は変なオッさんはいないよ、よかったね」とたくさん可愛がってあげようと思います。
さて、12/13から始まったSWING EXPO「親の年金を使ってキャバクラ」初日から多くの方で賑わっていますが、あっという間に明後日12/18(水)までとなっております。
是非、まだの方は足をお運びください。