「楽しみながら創ること」~スウィングさんのご紹介~
こんにちは!
体調の変化から7~8月にかけて少しお休みいただき、再び9月から復帰させていただいたスタッフFです(オーナーのFとは別人です)。
再びマジェルカで売り場に立って商品と関わったり、スタッフの方々とも再び交流を持ち「働くこと」の大変さはもちろんですが、楽しさを再確認しています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、マジェルカで働くようになって10ヶ月が経ちますが、最近になりスタッフの方から各事業所さんのお話を聞いたり、自分でも足を運んで見学させていただいたりする中で、マジェルカの商品たちが、どんな環境の中で、どういう風に生まれるのかを知ることが出来るようになった気がします。
それは「楽しみながら創っている」こと。
スタッフの方たちが、作り手さんのやりたいことを見守っていく中で、作り手さんたちも「作業」ではなく「創作」している点でした。
こちらは京都にあるNPO法人スウィングさんの芸術創作活動「オレたちひょうげん族」の商品です。
40代の方はピンときたかも知れませんが、往年の名番組「オレたちひょうきん族」から着想を得たものだそうです。懐かしいですね。
その「表現」は(最近ではひょうげん=HyoGenの頭文字を取って「HG」と呼んだりもしているとか)絵だけにとどまらず、詩を書くこともあるそうです。
自由な創作環境で、楽しみながらされているメンバーさんたちの作品は、本当にユニークで、写真の「クセの強そうなおっさん」マグカップも、タイトル通りクセがありながらも、どこかユーモラスであたたかみのある出来ばえになっています。
またスウィングさんは芸術活動だけにとどまらず、「清掃活動ゴミコロリ」と銘打ち、月に一度、京都上賀茂地域を中心にゴミ退治を繰り広げたり(ヒーロー戦隊のような出で立ちでやってます!)京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます」では、メンバーさんたちが、バスの知識などを生かして、観光客やお困りの方にベストな乗り継ぎや行き方を案内されているそうです。
こういった自由な環境の中で創られる商品たちを目で見て肌で感じることで、取扱う私たちも元気をもらえたり、心を豊かにしてもらっているように感じます。
スウィングさんのサイトで「働く」ということについて「対価の有無や、障害の有無に問わず、人や社会に”働きかけること”と書かれていました。
私も休職明けから復帰して、改めて感じたことは、自分の仕事が「作り手さん側」と「それを手に取り購入する誰か」をつなぐ橋渡しであって、これも人や社会に”働きかけること”なのかなあ・・と。
ちょっと、身の引き締まる思いです。
今回ご紹介したもの以外にも、魅力的な商品にたくさん出会えるマジェルカに、是非遊びいらしてくださいね!
今回ご紹介したスウィングさんのサイトです。