経歴詐称
さて、居酒屋ルポといえば吉田類じゃなくてやっぱり太田和彦でしょ、と思っているワタシですが
本日のタイトル「経歴詐称」というのは他でもないそんなワタシの事です。
実は私にはゴーストライターがいるんです・・・
嘘です…ゴメンなさい。
どこかの作曲家ではありません。
先週の金、土曜日と、それぞれ別のあるセミナーの場でお話をさせていただく機会がありました。
(またセミナーネタではありませんよ)
そのような場でたいてい必ずお話をさせて頂く内容の一つに,
“どうして私が障害者の作る雑貨だけを販売するという仕事を始めたのか。”
というのがあります。
そしてその際にはいつも
「この仕事を始めるまで、私は一切福祉業界に関わった事もなければ障害者関連のボランティア
さえもしたことはありませんでした。」
と言い切っています。
しかしです・・・
以前にここのブログでチラリと触れた事あるような気もしますが、これでも(どれでも?)
実は大学では福祉を専攻していました。
一応それもその道を志して。
別に自慢はできません、先日久々に大学時代のある友人と会った際に、「えっ!オマエそうだったの!?」
と言われましたし・・・
(ちなみに福祉の専攻だからといっても福祉の道を目指して入ってくる人ばかりではありません)
福祉業界に関わった事がないという話に関しては、事実卒業してからは一切関わっていないので、
“大学を出てからは”とか“仕事として”と捉えれば間違いでは無いので、私的には「別にウソじゃないモン!」
位にしか思っていません。
それよりその辺りの話に関して、特に積極的には話さないもう一つの事柄があります。
それは、私には障害者手帳を持っている妹がいるという事。
これも以前に一度だけこのブログで触れた事はあるのですが、前述のような人前で話す際に
積極的には触れる事はありませんというか全く触れません。
良いとか悪いというのでは一切なく、周囲でも障害者の支援に繋がる事業や活動をされている
場合、それを始めたきっかけとして「身内(または近い存在)に障害者がいて」という方は多く
いらっしゃいますが私の場合はそれを言わないです。
もちろん、それが恥ずかしい、などという思いは微塵もありません。
私という人間が形成されるのに彼女の存在が影響していないわけはありません、むしろ大きく
作用しているとは思います。
それではなぜ?
一言でいうとそれで特別視されたくないという事です。
うん、たぶん。
特別視というのは差別されるとかいうのではなくて、だから志があるのですね、みたいな方。
彼女のいる生活は傍からは特別に思われるけれども私にとっては普通の生活。
また、私自身、その後の生活で福祉に関わらなかった分、人並み以上に俗っぽい、普通以上に普通の
生き方をしてきた(かな?)
こんなワタシが、「そんな仕事を始めたアナタはちょっと特別」とはあまり捉えてほしくないという
意識が働いているようです。
なんだかとりとめの無い話。
最近あらためて、この仕事を始めた動機を振り返る事、この仕事を何故続けているのか確認する事、
そしてこれからも続けるのかと考える事が増えています。
そして続けるのなら何をしたいのか。
それを全てここで話すとキリが無いのですが、その中の一つには彼女のようなヒトの為、ではなく彼女
の為にしなければならない事もあるのは事実。
彼女はもちろん母親もインターネットは使えないのでワタシのブログを読む事はないのでこんな事書けて
いたりもしますが。
なんともまとまらないとりとめの無い話でしたが私は別に元気です。
そろそろここでの商品や施設さんの紹介をもっと増やしていきたいですね。
最近どっかのコスメ雑貨屋さんみたいな(!?)こんなコーナーを作ってみました。