様々な視点の意見が飛び交った充実のワークショップ開催
2021年7月6日を皮切りに、東京・神奈川・埼玉の3都市の作業所を対象に開催中のWAM助成事業《STEP2商品力アップワークショップ》。東京は2つの会場で合計13団体にご参加頂きました(神奈川と埼玉はこれから二回目のワークショップがあります)。
東京開催は、両会場とも二回ずつのワークショップが全て完了し、現在は、STEP3のコンテスト出場に向けて、最後の追い込みで各事業所さんが奮闘されています!
ここまでの一連の流れ(ウェルフェアトレードセミナー、商品力アップワークショップ)からコンテスト出場まで、一社新米スタッフの加藤が客観的に見ても<非常によくできた構成だな>と、関心しております。
実際、参加された方達の反応もこんなに沢山!
・一般消費者目線の商品開発の考え方やウェルフェアトレードの理念が理解できたことや、そこから今までにない多くのヒントを得たことは、とても良い経験でした!
・他参加事業所の改善した商品を見せて頂いただいたり、自身の商品について意見を頂けることが、とてもためになりました
・沢山のご意見を聞く事により、新しいデザインの展開も増え、今後の制作に役立てられます!
・商品に対しての視点を変えるきっかけができました!
・私たちが作ってきた製品の課題が見えてきました。
さらに、こんな気づきも!!
・もっと制作に利用者さんに関わっていただこう、と思わされました!
このワークショップを通して、参加者目線で私が感じ取った事は、
『オリジナリティーの追及』でした。
つまり、ありがちな福祉作業所のモノ作りから、逆に福祉作業所のデメリットをメリットに転換して、如何に一般消費者の心を動かす素敵なモノ作りが出来るか?
そして、その解決方法は<オリジナリティーの追求>に尽きる、ということです。
しかし、このオリジナリティーの追及こそ、自分たちだけでは中々気づけない盲点だったりします。
何故なら、オリジナリティーは「他では難しいことも自分たちにとっては当たり前に出来てしまう事業所の強み」だからです。当たり前すぎて気づけないのです。
つまり、オリジナリティーの追及は、他事業者や他者との関わりの中で、自分たちの強みとして、発見したり、見つけていくものだと思うのです。
通常は、どの事業所さんも、他の事業所さんと関わる機会はほとんどないため、そういう意味でも、このワークショップ開催には、かなりの意味があり、参加すれば間違いなく、多くの気づきや情報・知識・自分たちの強みが分かるはずなのです。
このことを踏まえると、参加者みなさんの感想のように、視点の転換からスタートして、目から鱗のアイデアや知識・情報が怒涛のごとく飛び交うのは、当たり前なのかもしれませんね。
さらに、一般社団法人マジェルカ代表理事の藤本からも「一般市場で通用する商品作りのアイデアやヒント」が怒涛の如く飛び出す様は、本当に観ていて圧巻でした!さすがです♪
そんなわけで、まだこの後も埼玉・神奈川とワークショップは続きますが、最終的には、参加された事業者様たちは、それぞれの良さを生かした<心ときめく素敵な商品>を生み出して、10月以降にSTEP3のコンテストとして、皆様にお披露目する事となります。
それまでの間、ぜひ、頑張っている事業者さんを温かな目で見守りつつ、応援して下さると嬉しいです。
これからもまだまだマジェルカの挑戦は続きます!
お楽しみに~